Zoom の英語の会議・ウェビナーに日本語字幕を出す方法(参加者だけで・無料)
公開日: 2026-09-24
Zoom の英語の会議に参加して、字幕のボタンを探したものの見つからない。見つかっても、日本語への翻訳は選べない。そんなことはないでしょうか。
Zoom の字幕や翻訳の機能は、主催者の設定や契約しているプランによって使えるかどうかが変わります。参加者の立場では、自分で有効にできないことがよくあります。
この記事では、主催者の設定に頼らず、参加者の側だけで日本語字幕を出す方法を、Zoom ならではの注意点に絞って説明します。会議全般での使い方は オンライン会議に日本語字幕を出す方法 にまとめています。
使うもの
LiveSub というウェブサイトです。インストールも会員登録も要らず、ブラウザで開くだけで使えます。
ブラウザのタブで鳴っている音声を受け取り、あなたのパソコンの中で英語を文字にして日本語に訳します。音声はどこにも送られません。Zoom の側から見れば、あなたはふつうに参加しているだけです。
使えるのは パソコンの Chrome か Microsoft Edge です。Safari・Firefox・スマートフォンでは使えません。
いちばん大事な点: Zoom はブラウザから参加する
LiveSub は ブラウザのタブの音 を拾います。Zoom のアプリで参加すると、音はアプリから鳴るので拾えません。ブラウザ版の Zoom で参加してください。
- 参加リンクを Chrome で開く
- アプリを起動するよう求められたら、起動画面の下にある 「ブラウザから参加」 を選ぶ
- 名前を入れて参加したら、音声は コンピューターの音声 で参加する
「ブラウザから参加」がすぐに出ない場合は、アプリを起動する画面をいったん閉じると表示されることがあります。どうしても見つからない場合は、主催者の設定でブラウザからの参加が使えないようになっている可能性があります。
手順
1. 会議の前に「サンプルで試す」
別のタブで https://livesubweb.com/ を開き、まず 「サンプルで試す」 を押してください。共有しなくても英語の音声が流れて、字幕が出ます。お使いのパソコンで動くかを確かめられ、初回だけ必要な音声認識の部品(英語の「標準」で約 206MB)の読み込みもここで済みます。
「聞き取りの設定」は 「標準」 のままにしてください。会議は話が途切れずに続くので、遅れにくさを優先します。
2. 「開始(タブを共有)」で Zoom のタブを選ぶ
LiveSub で 「開始(タブを共有)」 を押し、共有ダイアログで次のとおり操作します。
- 上の 「Chrome のタブ」 を選ぶ
- Zoom の会議を開いているタブを選ぶ
- 左下の 「タブの音声も共有する」にチェックを入れる
- 「共有」を押す
3 のチェックを忘れると音が届かず、字幕が出ません。12 秒ほど音が届かないと画面に案内が出るので、そのときは 「共有し直す」 を押してください。
3. 小窓に出して、会議の画面と並べる
「最前面の小窓に表示」 を押すと、字幕だけの小さな窓が常に手前に出ます。Zoom のギャラリービューや共有された資料を大きく表示したまま、字幕を読めます。
Zoom で気をつけたいこと
自分の声は字幕になりません
拾うのは Zoom のタブから鳴っている音 です。ほかの参加者の声は字幕になりますが、あなたがマイクに向かって話した声は、タブからは鳴らないので字幕になりません。
ブレイクアウトルームに移ったとき
ブレイクアウトルームに移ると、音が途切れたり、音の出どころが変わったりすることがあります。字幕が止まったら、まず Zoom のタブで音が鳴っているかを確かめてください。 別のタブや窓で開き直した場合は、LiveSub で「停止」を押してから、もう一度「開始(タブを共有)」で、いま Zoom の音が鳴っているタブを選びます。メインのルームに戻ったときも同じです。
画面共有の資料は訳しません
発表者が共有したスライドの文字は訳しません。訳すのは話している声だけです。
Zoom の録画を見るとき
主催者から届いた録画のリンクは、ブラウザで再生されます。録画を開いたタブを共有すれば、同じように字幕が出ます。 一時停止や巻き戻しをしても、字幕は再生に合わせて付いてきます。録画は止めながら見られるので、「聞き取りの設定」を地名や人名に強い 「高精度」 にするのもよい方法です。
パソコンに保存された録画のファイルは、Chrome のタブで開いて再生すれば同じように使えます。
会議を楽にする使い方
- 用語集に社名・製品名・参加者の名前を登録しておく。 音声認識は知らない固有名詞を聞き間違えやすいので、「用語集」 に正しい表記を入れておくと揃います(英語は 4 文字以上)
- 「文字起こしをダウンロード」で残す。 時刻つきの英語と日本語訳をテキストで保存できます。会議のあとに要点をまとめるときに使えます
- 「原文と訳文」で並べて見る。 英語と日本語訳を並べると、専門用語が英語でどう言われたかも分かります
知っておいてほしいこと
- 機械翻訳です。 話の流れはつかめますが、細かい言い回しは外れることがあります
- 聞き取りも間違えることがあります。 特に人名や社名です
- 1〜2 秒ほど遅れます。 同時通訳のようにはなりません
- 何人もが同時に話す、BGM が流れているといった場面では精度が落ちます
- 画面に出ている文字は訳しません
- 会議の内容を文字にして残すことは、記録にあたります。 社内の規程や主催者の決まりに従ってください。必要なら、始めに「聞き取りの補助に字幕を使います」と一言添えると安心です
まとめ
Zoom の字幕や翻訳を参加者側で使えなくても、ブラウザから参加してタブを共有すれば、自分の画面だけに日本語字幕を出せます。本番の前に一度、手順を通しておくことをおすすめします。
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パソコンの Chrome で次のアドレスを開き、まず「サンプルで試す」を押してみてください。