英語のウェビナー・オンラインセミナーに日本語字幕を出す方法(参加者だけで・無料)
公開日: 2026-09-23
海外のウェビナーやオンラインセミナーに申し込んだものの、英語の話についていけない。資料は読めても、話している内容がつかめない。そんな経験はないでしょうか。
ウェビナーは、会議よりも字幕の問題が深刻です。
- 参加者は画面や設定をほとんど触れない。 字幕を出すかどうかは主催者が決めます
- 質問して聞き返すことができない。 一方向に話が進みます
- 字幕があっても英語のまま。 日本語への翻訳まで用意されていることは、ほとんどありません
この記事では、主催者の設定に頼らず、参加者の側だけで日本語字幕を出す方法を説明します。
使うもの
LiveSub というウェブサイトです。インストールも会員登録も要らず、ブラウザで開くだけで使えます。
ブラウザのタブで鳴っている音声を受け取り、あなたのパソコンの中で英語を文字にして日本語に訳します。主催者側から見れば、あなたはふつうに視聴しているだけです。音声はどこにも送られません。
使えるウェビナー・使えないウェビナー
条件はひとつだけです。パソコンの Chrome か Microsoft Edge のタブで、音が鳴っていること。
| 配信のしかた | 使えるか | ポイント |
|---|---|---|
| Zoom ウェビナー | 使えます | 参加するときに「ブラウザから参加」を選ぶ |
| Microsoft Teams のウェビナー・タウンホール | 使えます | 「このブラウザで続ける」を選ぶ |
| YouTube Live・YouTube の録画 | 使えます | そのままブラウザで開く |
| ウェビナー専用の配信サービス(ブラウザで見るもの) | 使えます | 視聴ページをブラウザで開く |
| 後日公開される録画(アーカイブ) | 使えます | 一時停止や巻き戻しにも字幕が付いてきます |
| Zoom・Teams のアプリで参加 | 基本は使えません | ブラウザで参加し直してください |
| スマートフォン・タブレットで視聴 | 使えません | タブの音声を渡すしくみがありません |
手順
1. 当日より前に、一度試しておく
ウェビナーは始まったら止まりません。前日までに一度、手順を通しておくのがいちばん大切です。
LiveSub を開いたら、まず 「サンプルで試す」 を押してください。共有しなくても用意された英語の音声が流れて、字幕が出ます。お使いのパソコンで動くかを確かめられ、初回だけ必要な音声認識の部品(英語の「標準」で約 206MB)の読み込みも、ここで済みます。2 回目からは読み込みは要りません。
2. ウェビナーをブラウザで開く
参加リンクを開くと、アプリを起動するよう求められることがあります。アプリではなく、ブラウザで参加する方を選んでください。
- Zoom: アプリの起動画面の下にある「ブラウザから参加」
- Teams: 「このブラウザで続ける」
3. 「開始(タブを共有)」を押す
LiveSub の画面に戻り、「開始(タブを共有)」 を押します。共有ダイアログが出たら、次のとおり操作します。
- 上の 「Chrome のタブ」 を選ぶ
- ウェビナーを開いているタブを選ぶ
- 左下の 「タブの音声も共有する」にチェックを入れる
- 「共有」を押す
3 のチェックを忘れると音が届かず、字幕が出ません。12 秒ほど音が届かないと画面に案内が出るので、そのときは 「共有し直す」 を押してください。
4. 小窓で、スライドを見ながら字幕を読む
「最前面の小窓に表示」 を押すと、字幕だけの小さな窓が常に手前に出ます。ウェビナーのスライドを大きく表示したまま、字幕を読めます。窓の位置と大きさは自由に変えられ、上にスクロールすれば聞き逃したところも読み返せます。
ウェビナーで効く使い方
講師名・製品名を用語集に入れておく
ウェビナーでは、講師の名前、会社名、製品名、業界の専門用語が何度も出てきます。音声認識は知らない固有名詞を別の言葉に聞き間違えやすいので、案内メールやプログラムに載っている名前を、始まる前に「用語集」へ登録してください。 1 行に 1 つです(英語は 4 文字以上)。字幕の読みやすさがはっきり変わります。
文字起こしを、あとで復習に使う
「文字起こしをダウンロード」 を押すと、時刻つきの英語と日本語訳をテキストファイルとして保存できます。ウェビナーのあとに要点をまとめたり、聞き逃した説明を読み返したりするのに使えます。
英語と日本語を並べて見る
表示を 「原文と訳文」 にすると、英語と日本語訳が並んで出ます。専門用語が英語でどう言われているかも同時に分かるので、そのまま資料と照らし合わせられます。
使う前に確認してほしいこと
- 主催者の決まりに従ってください。 ウェビナーによっては、録音や記録を禁止しているものがあります。LiveSub は音声を外に送りませんが、文字起こしを保存できる以上、扱いは「記録」に近くなります。保存した文字起こしは、自分の復習の範囲で使ってください
- 機械翻訳です。 話の流れはつかめますが、細かい言い回しや固有名詞は間違えることがあります
- 1〜2 秒ほど遅れます。 同時通訳のようにはなりません
- 講師と司会が同時に話す、BGM が大きいといった場面では精度が落ちます
- スライドの文字は訳しません。 訳すのは聞こえている音声だけです
まとめ
主催者が字幕を用意していなくても、参加者の側だけで日本語字幕を用意できます。無料で、時間の制限もないので、長いウェビナーや 1 日がかりのオンラインイベントでも使えます。
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パソコンの Chrome で、次のアドレスを開いて、まず「サンプルで試す」を押してみてください。