YouTube 自動翻訳が出ない・字幕がない時の対処法(ライブも無料)
公開日: 2026-09-15 ・ 更新日: 2026-11-02
パソコンの Chrome / Edge で使えます(Firefox はマイク・音の入力から。Firefox 版は YouTube・Twitch。スマートフォンでは使えません)。対応は英語⇄日本語のみです。
英語の動画を見ようとして字幕の設定を開いたのに、「自動翻訳」が見当たらない。ライブ配信では字幕のボタンそのものが無い。
この記事では、そんなときの対処法をまとめました。まず YouTube の設定で確かめることから順に説明します。

この記事で分かること
- YouTube の字幕の設定で、日本語を選べるかを確かめる手順
- 自動翻訳で日本語が出ない、視聴者の側では直せない理由
- 字幕の無い動画やライブ配信に、音声から日本語字幕を出す方法
先に結論を書くと: まず YouTube の字幕の設定で、日本語を選べるかを確かめます(下の ①)。それでも日本語が出ないのは、動画に字幕そのものが無いなど、視聴者の側では直せない理由のことが多いです。その場合は、YouTube の字幕を使わずに、聞こえている音声から日本語字幕を作る方法が使えます。パソコンの Chrome か Edge があれば、無料で、登録もいりません。
① まず YouTube の字幕と日本語の設定を確かめる
パソコンの YouTube では、次の順に確かめます。
- 動画の再生画面の右下に 字幕のアイコン があるか。あれば押して、字幕を表示します
- 再生画面の右下の 「設定」→「字幕」 を開き、一覧に日本語があるかを見る
- 一覧に日本語が無いときは、同じ一覧の 「自動翻訳」 から日本語を選べる場合があります
YouTube のヘルプによると、字幕のない動画では、字幕のアイコン自体が表示されません。アイコンが無いなら、YouTube の設定では日本語字幕を出せない動画です。
② 自動翻訳で日本語が出ない・選べない主な理由
YouTube の自動翻訳は、動画に付いている字幕(投稿者が付けた字幕や、自動で作られた字幕)を翻訳して表示する機能です。そのため、次のような動画では使えないことがあります。
- 動画に字幕が付いていない。訳す元が無いため、翻訳も選べません
- ライブ配信である。配信によっては、自動の字幕が出ない、または遅れて出ます
- 投稿者が字幕を出さない設定にしている。視聴者の側からは変えられません
- 音声が聞き取りにくい。音楽が大きい、何人もが同時に話すといった動画では、自動の字幕が作られないことがあります
どれも、視聴者の設定では直せない理由です。
③ 音声から日本語字幕を作る LiveSub
そこで、YouTube の字幕を使わず、聞こえている音声から直接字幕を作る方法を使います。
LiveSub というウェブサイトです。ブラウザで開くだけで動き、インストールも会員登録もいりません。
ブラウザの「タブを共有」の機能で動画の音だけを受け取り、あなたのパソコンの中で文字にして、日本語に訳します。YouTube の字幕の有無は関係ないので、字幕のない動画でも、ライブ配信でも使えます。
音声がインターネット上のどこかに送られることはありません。音声認識はパソコンの中で動き、翻訳にはブラウザに内蔵された端末内の翻訳機能を使います。
必要なもの
- パソコンの Chrome か Microsoft Edge。Firefox は、マイクか、パソコンの音を回す入力(ステレオ ミキサーなど)から聞き取る形で使えます。YouTube と Twitch の動画は、Firefox 版の LiveSub を入れるとそのまま字幕にできます。Safari は同じしくみですが、動作は確かめていません
- スマートフォンやタブレットでは使えません。タブの音声を受け渡すしくみが無いためです。スマートフォンの YouTube アプリで見ている動画は、パソコンで開き直してください
- 最初の 1 回だけ、音声認識の部品を読み込みます(「標準」で約 400MB)。2 回目からは、保存したものを使います
④ 字幕を出す手順
1. 別のタブで LiveSub を開き、「共有せずに使い方の動画で試す」を押す
新しいタブで LiveSub を開きます。「翻訳の向き」が 「英語 → 日本語」 になっていることを確かめてください。
初めてのときは、先に 「共有せずに使い方の動画で試す」 を押してください。共有をしないまま、使い方の短い動画で字幕が出るかを確かめられます。音声認識の部品の読み込みも、ここで済みます。
「聞き取りの設定」は 「標準」 のままで大丈夫です。
2. 「開始(タブを共有)」を押す
Chrome の共有ダイアログが出ます。ここがいちばんつまずきやすいところです。
- 上のタブから 「Chrome タブ」 を選びます(「画面全体」ではありません)
- 一覧から、YouTube を開いているタブを選びます
- 左下の 「タブの音声も共有する」にチェックが入っていることを必ず確かめます
- 「共有」を押します
3 番のチェックが無いと、映像だけが共有されて音が届かず、字幕が出ません。
3. 動画を再生する
YouTube のタブに戻って再生します。英語が聞こえてから 1〜2 秒ほどで、原文と日本語訳が並んで出てきます。
4. 小窓に出して、動画を見ながら読む
「最前面の小窓に表示」 を押すと、字幕だけが小さな窓になって常に手前に出ます。動画を全画面にしたまま読めます。

もっと手軽に、拡張機能なら動画の上に字幕
毎回の共有が面倒なら、Chrome ウェブストアの LiveSub 拡張機能(無料。Microsoft Edge にも入れられます)が使えます。
YouTube のタブでツールバーの LiveSub のアイコンを押すだけで、動画の上に字幕が出ます。共有ダイアログもチェックもいりません。字幕を出している間は、自動で開く LiveSub のタブを開いたままにしてください。
Firefox の方は: Firefox はタブの音声を共有できないので、代わりにマイクか、パソコンの音を回す入力から聞き取ります。Firefox で LiveSub を開き、動画を別のタブで再生して、LiveSub のページの 「開始(マイク・音の入力)」 を押します。ブラウザがマイクの使用の許可を求めるので、許可します。パソコンの音を回す入力(Windows の「ステレオ ミキサー」など)があれば自動でそれを選び、無ければマイクでスピーカーの音を拾います(イヤホンでは拾えません)。共有ダイアログは出ません。YouTube と Twitch の動画は、Firefox 版の LiveSub を入れると動画の音をそのまま字幕にできます。「Firefox に追加(無料)」で入れ、動画を別のタブで再生して 「開始(YouTube・Twitch のタブ)」 を押すと、動画の上に字幕が出ます。(Firefox 版の YouTube・Twitch での使い方は「Firefox で YouTube・Twitch の英語の動画に日本語字幕を出す方法」に詳しく書きました。)

⑤ YouTube の自動翻訳との違い
| YouTube の自動翻訳 | LiveSub | |
|---|---|---|
| 字幕のない動画 | 使えない | 使える |
| ライブ配信 | 出ない・遅れることがある | 使える(1〜2 秒遅れる) |
| スマートフォン | 使える | 使えない(パソコンのみ) |
| 料金 | 無料 | 無料 |
YouTube の自動翻訳で日本語が出る動画なら、そちらで十分です。LiveSub は、自動翻訳が出ないときの代わりとして使ってください。
⑥ よくある質問
無料ですか? 無料です。登録もいらず、時間の制限もありません。
音声はどこかに送られますか? 送られません。音声認識も翻訳も、あなたのパソコンの中で動きます。
スマートフォンで見たいのですが。 スマートフォンでは使えません。パソコンで同じ動画を開いてください。
英語以外の動画は? 今は英語と日本語の間だけです。日本語の動画に英語字幕を出すこともできます(「翻訳の向き」を「日本語 → 英語」にします)。
⑦ 知っておいたほうがよいこと
- 1〜2 秒ほど遅れます。 同時通訳のようにはなりません
- 機械翻訳です。 冗談や言い回しのニュアンスまでは伝わらないことがあります
- 固有名詞は間違えることがあります。 「用語集」に正しい表記を登録すると直りますが、完全ではありません
- BGM や効果音が大きい場面では精度が落ちます
- 画面に出ている文字(テロップやコメント)は訳されません。 字幕にするのは音声だけです
おわりに
YouTube の自動翻訳で日本語が出ないときは、まず字幕の設定を確かめ、それでも出なければ音声から字幕を作る方法に切り替えます。字幕の無い動画でも、ライブ配信でも使えます。
まずはパソコンの Chrome で LiveSub を開き、「共有せずに使い方の動画で試す」を押してみてください。
この記事について: LiveSub の運営者が書いています。手順・ボタン名・数値は、更新日の時点の LiveSub の画面と照らし合わせて確かめています。違っている点があれば、お問い合わせからお知らせください。